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色々感想 [図書感想]

色々見たので感想をかいてみようみよう


人間失格;桜桃

人間失格;桜桃

  • 作者: 太宰 治
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1989/04
  • メディア: 文庫
今さらですが、名作という名作を全然読んでないなぁと気付き、色々読んでます。

でだ。太宰治な。むちゃくちゃ好みやった。好きです。

○人間失格

かわいそうな男の言い訳めいた人生史。しかし、人間失格であったのか、と問われると否である。

非常にいい男で人間らしくもあった。死を選択するのは人間だけだと思うし。

確かに人となかなか溶け合えず、結局は精神が病んでいると言われてしまうが、それも人恋しさ故であったと思う。

生き難いといつでも感じながら、それでも努力した可哀想な人の話だなと。

人間失格なんてとんでもない。その真逆の人だと思う。ただ、それを伝えられなかった不器用で寂しい人。

だからこそ、皆惹かれ、そして幻滅する。

○ヴィヨンの妻

桜桃よりこっちが好きだったので。

太宰さんの書くずるい女、好きだなぁ。

「奥さん、とんだ、おかるだね」ってお軽いね、尻軽だなとかそういう意味かと思ったら、まったく反対の意味でした。

でもなんか、この「おかるだね」は好きなので積極的に日常会話に盛り込んでいきたいと・・・無理だ。

人間とは~人生とは~とかグダグダ理想を振りかざす男に対して「生きてぃさえすればいいのよ。」とクールに返す妻。

お互いグラグラなはずなのに、そうしてなんとか保たれる二人の関係や人間、そしてこの世のシステム。

その不安定さのすべてを縮図にしたような感じ。男と女。それが元のように感じられた。

斜陽

斜陽

  • 作者: 太宰 治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1950/11 メディア: 文庫

やっぱり人間お金がなくちゃねぇ・・・という話。

お母様にしてもかず子さんにしても強いよなぁ・・・。

弱くて生きていけない、だって貴族ですもの。女ですもの。世間知らずですもの。と言いながらも、直治は生き、かず子は生きる。

ていうか、かず子・・・本当に妊娠したのかなぁとかうたぐってみたり。

かず子さんって自分で嫌な女と自覚しながら、そういう意地悪をしてくるから。・・・それができるから生きていける。

嘘をつきとおして、いじわるをしながらずるくまっとうに生きることができるかず子さんは強いよね。

ラストの子供を奥さんに~らへんは蛇足のように感じたけど。。でもかず子の不安定さ、そして直治を思う気持ちは伝わりました。

 

 

あと、今日はHEPにいって林俊作個展いってきたよ。まだ14だってね。すごいね。

誰しもが考える事で誰もが頭に描く創造と破壊の繰り返し。

でもそれを表現できる手段を手に入れ、こうして描く事のできる技術をもつ少年に激しく嫉妬。

すごかったです。14歳の今だから描けると思う。これは14歳がピークという意味ではなく。

悪魔にも見える異形の者たちは、食べたり壊したり作ったり、いろいろ楽しんでる。

でもこれは悪魔じゃなくて神のように感じた。大きな手で爪で口で創造し壊し、楽しんでる。

それがかれらの仕事で義務で、自由のようで窮屈。

綺麗な青い空かと思えばそこに赤と黒の絶望のカーテンがひかれる。

ダーク方面に偏ってはいるけど、それは完全にダークではなく、善と悪の狭間の世界。

壊さないように細心の注意をはらって壊す壊す。そしてまた作る。

そんな14歳の少年らしい偽善的で破壊的なそんな作品でした。

ってえらそうなこといったけど、こういう現代美術にしても美術の感想どころか、閲覧する事もなかったので・・・
正直よくわかってなかったり、的外れな事言ってると思うけど・・・
アー色々勉強します。他の人の感想も見ていきます。
がんばります。

ちょとブログの使い方が分からずフォントとかがたがたです。。


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